金の買取価格を鑑定士が告白!

持っているジュエリーや宝石類、ブランドものなどは使わなくなったら売りたくなりますよね。しかし、実際に売ろうと考えると、「最近では宝石やブランドものは売ってもお金にならない」と思われてしまいます。そんな中でも高価買取され続けているのが『金』なのです。

金の買取価格はここ数年で一気に高騰し、ほんの少ししかなくても高価買取が期待できるようになりました。それでも、できるだけ高く買取してもらいたいのが本音です。では、どういった時が売り時なのか、そして買取査定を行う際のポイントは何なのか、分かりやすく解説していきますので参考にしてみてください。

金の買取価格の決まり方

金の買取価格は、『買取相場』と『金の純度』と『重さ』によって決められます。買取相場は基本的に『金の国際価格』と『為替相場』によって決められ、『円高・ドル安』という状況であれば金価格は下がり、『円安・ドル高』という状況であれば金価格は上がるのです。そのため、『国際金価格』が高騰し『円安・ドル高』のときが金の売り時です。

基本的には純度と相場、そして重量で決められるので買取金額はどの店舗でも同じと思われますが、実際はそんな単純ではありません。相場の扱い方や重量の単位、スタッフの練度、そして店舗ごとに設定されている手数料などで変わってくるのです。なので基本的には『金の純度の相場×重量-店舗ごとの手数料=買取金額』となりますが、結果は店舗によって大きく違います。

傷や汚れがある金製品の査定額はどうなる?

どんな商品でも、買取をお願いする際に気になるのが、『傷や汚れがあったら買取金額が下がってしまうのではないか?』というものです。これは2つのパターンで価値が変わってきます。1つ目のパターンは、ジュエリーとして考えた場合です。この場合であれば、製品としての価値は落ちる可能性があります。

しかし、2つ目のパターンである金としての価値で考えた場合、傷や汚れに関してはそこまで影響されません。何故なら、金は溶解して再利用するからです。そのため、持っている金制品が古い、傷や汚れがある、という状態でも買取金額が下がることはほとんどありません

【注意!】アルバイトが金の査定をしている事も・・

金の査定で最も注意してもらいたい点が、『誰が査定をしているのか』というものです。基本的には専門家が査定するのですが、店舗によっては専門外の店員やアルバイトが査定していることもあります。こういったシーンに出会いやすいのが『リサイクルショップ』による査定です。

金やブランドの買取専門店の場合、ほとんどが専門家による査定となります。しかし、リサイクルショップによる買取のほとんどが素人による買取なのです。アルバイトによる査定は店舗での相場だけで決められますので、基本的に相場より安くなることはあっても高くなることはありません。付与価値などは計算されないと思ってください。

鑑定士が金の査定時のチェックしているポイント

査定ポイントで最も大事なのが、『金の純度』です。簡単に言ってしまえば、その金制品に含まれている金の含有量(どのくらい含まれているのか)のことを指します。金製品によく彫られている『K〇〇』が純度を表すものであり、24段階で表記されています。K24という表記であれば、99.99%以上の割合で金ですので買取金額も非常に高いです。

そして、重量も大切なポイントになります。重ければ重いほど高くなります。店舗によって違いますが、できるだけ0.1g単位で査定してくれるところで買取してもらいましょう。汚れや傷などは査定の際にほぼ関係ないので安心して持って行ってください。

金の買取価格を鑑定士が告白!

住所
アクセス
駐車場
営業日・営業時間